SE がやりがいを感じる瞬間は大体
1) システムの稼動時
2) お客様が喜ばれた時(感謝された時)
という意見が多いですね。
多少、表現のブレがあるにしても前者は物を作り上げた喜びで、後者はそれを「誰かに喜んでもらう」喜び。
エンジニアとしてはモノヅクリが嬉しいのは当たり前だし、それに人として産まれた以上、人を喜ばせる以上の喜びはないでしょう。
でも第3のパターンとして、私の先輩のケースが強く印象に残っています。
曰く、「本稼動から1年後、お客様の財務諸表を PDF でダウンロードして経費が XX 億減ったのを見たとき」。
自分が作った物が、ビジネス上の価値を生んだことに感じる喜び。
ん〜、プロですね、プロ。
少なくとも情報システムはお客様が楽しみたくて発注するわけではなくて、ビジネス上の目的があって「投資」しているわけです。
投資は回収されなければ意味がない。
仮にシステム導入で業務改善ができても、現場の人が「仕事がスムーズになりました、ありがとう」と言ってくれたとしても、トップが「よく頑張ってくれた」とねぎらってくれたとしても、ビジネス上の価値を生まなければ意味がない。
ビジネス上の価値が生まれなければ、利用はされても「動かないコンピュータ」に等しい。
まぁ、人は人間なので(トートロジー)喜びを感じるツボはそれぞれですが、自分の仕事の定義を再認識させられた一言でした。
あ、私ですか?
私は日々の業務をきちっと終わらせて帰る瞬間ですね(笑)。
凡人なので平凡な幸せの積み重ねがいいんです。
「SWITCH BACK」より「やりがい」のトラックバックでした。
2005年02月24日
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やはりシステムを構築する以上成果が上がらなければ意味がありません。作って満足ではいけないのだと感じました。
それでも作ることは楽しいですし、できたときの感動は抑えられないものです。
私も作ることは好きですし、完成の喜びもわかります。
業務では使ったことはないですが、Eclipse & JUnit で緑色のバーが出ると小さくガッツポーズを取ってしまいます。
プロである以上、コミットメントすべき目標にブレがあってはいけないとは思いますし、それを痛感させられたエピソードだったので本文で紹介しました。
でも私が職業としてビジネスの価値に対してより直接的なコンサルタントではなく SE を選んだのは、やはり「構築」に対するこだわりがあるからです。