2005年03月08日

頼まれ仕事の納期

今暇?ちょっこコレ調べてくれる?

と、こまごまとした依頼はどこの職場でもよくあると思います。
作業の中断というのは、どんな仕事をやっていても効率を落とすもの。
今の作業との兼ね合いで、この飛び込み用件をどうスケジューリングするか?
いわゆる仕事術と呼ばれる Tips のうちの1つです。

私は国内のメーカー系 SI から外資コンサル系 SI に移りました。
外資だといっても働いているのは日本人ばかり、お客様も基本的に日本人ばかり。
(例外的にグローバル案件だと互いに海外オフィスの人間も交えますけど)
基本的に文化の違いはそうはないなぁ、と感じていたのですが、この小さな依頼ばっかりは前職場ではあり得ないだろう、という会話が成り立ちます。

以下、実際にあった会話。

「市井くん、君 Excel 詳しかったよね?こういうのって VBA 組まずにできそう?」
「んー、いつまでに回答したらいいですか?
「できれば今すぐ。でも考えて思いつきそうだったら言って。作業着手を明日に先延ばすから」
「考えるって、何分くらい考える価値あります?
「そうだな、さしあたり 10 分。そこで今日中かかるか仮回答もらえる?」
「10分ならいいですよ。今やってるのは、さほど緊急の仕事でもないので。
 普通の Excel 関数の組み合わせでどうにかなりそうですね…」

スケジューリングをどうするか、を考えるには、そもそも重要度と緊急度を天秤にかけ、スキルと時間という資源を配分する必要があります。
そのためには、依頼する側、される側でそれら判断材料を共有しなければならない。
考えれば当たり前なんですけど、普通なかなかできないですよね。

私の前職場でも一方的に指示が来るだけでした。
先輩に対して「考える価値あります?」なんて絶対に言えなかったです。
でもせめて納期確認ぐらいはしてもよかったかな、と思います。

…なんて書いてて、自分で書いた「プロの心得:外を見つめる。まっすぐに。」と被るのに気がつきました。
私も先輩も、チームとしてのアウトプットという「外」を見ず、互いの上下関係だけを意識して仕事をしていたのかも知れません。

こりゃぁ、気づいていないところで色々やっちゃってるかも知れませんね、私。


ドラクエトークで盛り上がる「すーぱーSEへの道」より「調べ物を頼まれたら」のトラックバックでした。
posted by 市井賢児 at 2005年03月08日 00:31
| Comment(4) | TrackBack(0) | ビジネススキル


この記事へのコメント
さすが外資といった感じですね。
考え方がスマートで合理的です。

たしかに、調べ物などで作業を中断したり工数をかけたりする場合、
その調べ物をすることでどれだけの価値が生まれるのかを
考える必要が出てきますね。

実際仕事をしていると、そういうコスト意識に欠ける部分が結構あるので、
それを再発見するという意味でとても参考になりました。
Posted by itpro at 2005年03月08日 06:55
何分くらい考える価値あります?

使えるフレーズですね。まねさせていただきます(^^)
Posted by equals at 2005年03月08日 07:52
でも、正直その先輩が似た台詞を上司に言っているのを聞いていたから言えた、という面もあるんですよね。

itpro さんの「続 調べ物を頼まれたら」がファイナルアンサーだと思います。
Posted by 市井賢児 at 2005年03月08日 23:36
ども。よし@バンコクです。
先日はコメントありがとうございました。

僕の同僚にも外資系コンサル会社出身の
人がいるんですが、ホワイトボード使うと
必ずマトリックスを書きます。
フレームワークでものを考えるくせが
ついてるみたいです。
まぁ外資のやり方が全て良いとも
思いませんが、参考になることは
多いですよねぇ。
Posted by yoshiinbkk at 2005年03月11日 21:17
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