
「IT にお金を使うのは、もうおやめなさい」という本が出ています。原題は "Does IT Matter ?"
これ、あのハーバードビジネスレビュー誌で「IT Doesn't Matter」という記事を書いたニコラス・G・カーによる著書で、その記事で語ろうとしたことの集大成的な著書とのことです。
ハーバードビジネスレビューの記事は「IT はビジネスに必需となり、ありふれた存在となった。もはや IT で先駆者になる必要はない。追随者として失敗しないようにすればよい。CIO は企業において戦略的役割を担うべきでなく、IT による価値創出よりも IT によるリスクをいかに管理するかに重点をおくべきだ」という内容で、アメリカのビジネス界で一大論争の震源地となりました。
こういう否定的な理論にこそ耳を傾け、勉強すべきかと思って購入しました。
少なくとも単純な言いがかりではなく、論拠を示した「論理」ですからね。
これから読んでみます。

抜粋邦訳
http://www011.upp.so-net.ne.jp/wwwk/MIME/031005.html
ガートナーコラム
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0312/02/epn15.html
CIO Magazine による著者インタビュー
http://www.ciojp.com/contents/?id=00001713;t=11
著者 Nocholas G. Carr 氏のサイト
http://www.nicholasgcarr.com/
[梅田望夫・英語で読むITトレンド]
「ITは重要ではない」から「ITはどの程度重要か?へ
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001222.html?tag=nl
多くの参考リンクが貼られています。
NRI の常務さんによるオピニオン「ITにはもはや戦略的価値はないのか」
http://www.nri.co.jp/opinion/it_solution/2005/pdf/IT20050401.pdf
心強い論客ですね(笑)。
結論は私(http://ichy.seesaa.net/article/3267455.html)とほぼ同じですが、論点のまとめの簡潔さはこちらの方がずぅっとすっきりしていて、さすがです。